真剣交際に入る前に「これだけは!」確認しよう

交際の進め方

marubatsu

「一緒にいて楽しい」「この人だと思う。もう他のお見合いは必要ない」
そう思えたら、気持ちとしては真剣交際に入る準備が整っていると言えます。
「じゃあ、真剣交際申込をしてもいいですよね!」

待ってください!真剣交際に入る前に、海外駐在員には確認しておくべき大事なことがあります。

「わかってるよね?」は危険!移住の意志を確認しよう

海外駐在員だからこそ確認しておくべきこと、それは:

彼女は赴任地に移住する意志があるか?

「え、海外駐在員だと知っててお見合いしてるのだから・・・わかってるでしょう?」
そう思うかもしれません。しかし、意外と女性の方は、そこまで考えていないのです。
頭では「この人と結婚したら海外に行かなきゃいけない」と理解していても、現実の自分のこととしてきちんと考えていないことも。真剣交際に入って、いよいよプロポーズ!という時期になってようやく「ちょっと待って・・・彼と結婚するということは、海外に引っ越すってことだよね?仕事はどうしよう?実家の親とも友達とも頻繁に会えなくなるし・・・私、だいじょうぶかな・・・?」と不安になる女性さん、実は結構いらっしゃいます。

女性の高学歴、高キャリアが進む今の時代、一昔二昔前とは事情が変わってきているのを、私も肌感覚で感じています。
もちろん「海外が好き」「海外に住みたい」そう思って、海外駐在員との結婚を望む女性も大勢います。あなたがお見合いの時点で、そういう女性を選んでいるのなら、何も問題はないでしょう。
ですが、オンライン婚活が進んだこともあり、今、海外駐在員とお見合いをしている女性は、必ずしも「海外駐在員だから(海外に住めるから)」あなたを選んでいるわけではありません。女性にとって、海外に住んでいることはあなたの持つ条件の一つにすぎず、お見合いや仮交際の時点では、あまりそこに重きを置いていない人も増えてきています。
男性も、ただかわいいだけではなく、責任ある仕事を任されている女性、仕事の話ができる女性に、魅力を感じる人が増えています。その結果、どういうことが起きているのか?

結婚が具体的な現実味を帯びて来てから、女性の方が「仕事をつづけたい」「海外にはいけない。別居婚でスタートしよう」「子供は本帰国になってから考えよう」と言い出すケースが、増えてきているのです。これは、男性からすると寝耳に水です。

「海外駐在員と知ってて付き合い始めたのに・・・どうしてそんなことになるの?」
話が進んでからこじれることがないように、真剣交際を考える時期になったら・・・一度しっかり、お互いの価値観、結婚観、将来設計について話をしてみましょう。

切り出し方は慎重に!事前に練習しておこう

仮交際の段階で、いきなり矢継ぎ早に「結婚したら現地に来てくれる?仕事はやめてくれる?子供を海外で育てるのに抵抗ない?」など聞かれたら、女性はひいてしまいます。
なぜそんな話をするのか?理解してもらったうえで、誠実に話を進めましょう。例えば:

「あなたと一緒にいてとても楽しいんだ。だから、僕としては、このまま真剣交際に進めたら嬉しいなって思ってる。もちろん結婚はまだ先のことだけど、今、これだけは確認しておきたくて。もし、僕とこの先結婚まで交際を進めていけたら、赴任地に来ることに抵抗はない?海外で生活することに不安はないかな?もしそうなったら、今の会社は退職してもらうことになると思うんだ。あなたには申し訳ない選択を迫ることになるから、今、じっくり考えてみてほしいんだ。来てくれる気持ちがあるなら、僕はぜひあなたと真剣に交際したいです。答えはすぐじゃなくていいから、考えて見てね。今はただ、僕が真剣だってことと、結婚したらこっちにきてほしいと思ってるってことだけ、伝えたくて」

  • なぜ今この話をするのか?(真剣交際を考えている)
  • 答えは急がないので、ゆっくり考えてほしい(答えが出るまで待っている)

この2点をはっきり伝えてください。気恥ずかしさから曖昧になってはいけません。こういう大事な話をするときは、事前に伝えたい要点を整理して、練習しておく方がよいと思います。

女性の不安な気持ちも理解してあげて

相談所の人間としては、海外駐在員とお見合いする女性さんは、移住(駐在期間などですが)の覚悟を決めておくべきだと思っています。ですが、その一方で、いざとなって迷う女性の不安な気持ちもよく理解できます

結婚は、人生で大きなターニングポイントです。それは男性にとっても女性にとっても同じですが、女性はあなたと結婚するとなると、仕事を辞めて、今の生活ベースも失い、あなただけを頼りに新生活に飛び込むことになるわけです。 もしこの結婚が間違いだったら・・・そう思うと、二の足を踏んでしまうのも無理からぬことです。 不公平感を感じてしまう女性の気持ちを理解してください。ですから、海外駐在男性さんには、女性があなたを選んで海外に来てくれることが決まったら:

「僕を選んでくれてありがとう。申し訳ない決断を迫ってること、わかってる。ごめんね。でも一緒にいたいから、赴任地に来てほしいんだ。来てくれたら絶対後悔させない」

感謝としあわせの保証を、口に出して言ってあげてほしいと思います。
仕事を大事に思っている女性さんには「一生海外ってわけじゃないから。現地で夢中になれること、勉強できることが見つかるかもしれないし、僕も一緒に探すよ。本帰国になった後の再就職も一緒に考える。だいじょうぶだよ。向こうでの言葉の面とか生活は僕を頼ってね。海外生活、一緒に楽しもう」と前向きになる将来設計を話してあげてほしいと思います。

「海外駐在員と知ってて付き合ってるんだから、ついてくるのは当然」という前提は、今どきはちょっと古いのかなあと思います。

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まずは、あなたの結婚観を明確に

もちろん、今どきは「まずは別居婚でスタート、休暇や出張を使って、赴任地と日本をお互い行き来する」選択をするカップルもいます。 あるいは「仕事が休職できる期間だけ、ついていく。その後は、別居婚で本帰国を待つ」選択もあるでしょう。
しかし、それは子供を持たない可能性が高くなる選択です。
(※40代50代の海外駐在員では、別居婚を選んで「いつまでも新鮮で、新婚気分がキープできています」と報告くださる成婚者さんもいらっしゃいます)

まずは、婚活をスタートする時点で:

  • 本帰国のタイミングはいつになりそうか?
  • この先も海外赴任やスライド転勤の可能性はあるのか?

確認し、すぐには帰れそうにないのであれば:

  • 子供はすぐにほしいのか?(海外で子育てするのか?)
  • パートナーには帯同してほしいのか?

自分の望みを整理しておきましょう。そして、お見合いの申込/申受の時点で、自分の結婚観と合いそうな人か?という視点でお相手プロフィールを見るようにすることも大切です。

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